Unity4.2.0が公開された! ~ 420個の更新点があるリリースノートを見る勇気のない人向け ~
Unity4.2.0が公開されました。リリースノートを見てもらえればわかりますが、とにかく数が多いです。420個近くあります。
なので、とりあえず「目玉」と思ったものをリストアップします
(∩´∀`)∩ワーイ
Windows Store Apps(以下「WSA、x86 と ARM の両方に対応)および Windows Phone 8 のサポート。Unity Pro のオーナー様には WSA/WP8 の Pro バージョンを無償提供
BlackBerry 10 サポート
無料ユーザーにとって嬉しい
- リアルタイムシャドーをサポート(1つのディレクショナルライトかつハードシャドーのみ)
- マテリアル、プレハブ、シーンなどのテキストベースでのシリアル化機能(Force Text)が使用できるようになった
- NavMesh のベイキング機能が使用できるようになった
Proユーザー知っておくべき
Unity 4.2 では旧バージョンの Unity でビルドされたアセットバンドルとの互換性が無効に(ビルトインリソースの処理変更に伴い不可避でした)
- Unity4.2にバージョンアップする時はUnity4.2でAssetbundleを再ビルドしてください。絶対ですよ!
- これによってUnity4.2からのAssetBundles は、前のバージョンに比べて展開する際にランタイムメモリ使用量が削減されるようになりました
Standard AssetsのImage Effects (Pro Only) が改良!更に機能追加!
- モバイルでも十分使用可能なレベルになっています
モバイル開発者知っておくべき
OpenGL ES 3.0サポート!
OpenGL ES 2.0 上で固定関数シェーダーのパフォーマンスを大幅に改良された
- これでOpenGL ES 1.1を使う理由がなくなったんだって!
(Unity4.3で) OpenGL ES 1.1 のサポート終了
Texture2D.CreateExternalTexture でネイティブテクスチャーから直接 Texture2D が作成可能に
- 超便利だからこれについてテラシュールの人が詳細書くって言ってました!
Android開発者知っておくべき
iOS開発者知っておくべき
AppControllerからUnityAppControllerに名前が変更された
- 特に変更を加えない場合は名前の変更で問題ないです。Unity4.2にバージョンアップする場合は「AppController」から「UnityAppController」に変更してください。
- これEditor拡張周りが一番危ないです。もし購入しているアセットがこの辺り関わっていたら要注意
- CrashReporter API を追加(要 Unity Pro)
- iOS AssetBundles のビルドが Windows Editor で可能に
Objective-C VideoPlayer を追加。ビデオを再生したりテクスチャに表示したりすることができる